物件の買い方

  3-1-②自分も安心

事前審査のやり方は簡単です。
金融機関指定の用紙に住所氏名、勤務先、収入等を記載して記名押印。
直近の源泉徴収票のコピー、免許証のコピー、保険証のコピー。
そしてターゲットとなる物件資料。
あとは上記書類を提出するだけです。
3日もあれば回答が出ます。
ここでのポイントは、とりあえず何等かの物件を買う前提で提出することです。

銀行さんは住宅ローンの融資の際に、物件に抵当権(担保)を設定します。
このため、どの物件を買うのかが明確になっていないと審査が出来ません。
「そんなこと言ったって、どれか買うかもまだ決まっていないんですが」
ですよねー。
これを銀行の窓口で言うと、
「では物件が決まったらまた来て下さいね♪」
と言われてします。
でも不動産屋さんは違います。
ここで先ほどお話した考え方です。

今の家賃がいくら、ということはムリのない借入額はこれくらい。
これで無理なく借りれる金額を計算します。

これで総額が出ました。
しかし物件を買うには諸経費が必要です。

諸経費がこれくらいとすると、物件の価格はこれくらいまでだよね。
これで購入できる物件の価格が出ます。

そしたら、それと同じ価格帯の物件を適当に選んで、それを買う前提で審査をしてもらいましょう。
これでOKが出れば、とりあえず銀行が貸してくれる金額が正式に出たことになります。
これで安心して物件探しが出来ますよね。
だっていいものを見つけたらすぐ買えるんですもん^^
実際に買いたい物件が決まったら、その物件に差替えてもう一度審査をしてもらえばいいんです。
厳密に言えば、物件が変わると結果が変わる可能性はあります。
しかし、ほとんどの場合問題ありません。

新築の建売で事前審査OK
 ↓
最終的な購入希望物件は築40年の物件を1000万かけてリフォーム
んでフルローンw

これはちょっとヤバいかもしれません^^;
しかし少なくとも、先ほどの【個人信用情報】がクリアーだったことが確認できます。

さあ!これで安心していつでも手を挙げられます!

3-1-②相手も安心