物件の買い方

  その4 「いいものと出会ったらすぐに決める」という覚悟を日頃から決めておく

ここまで読んで頂いた方であれば、なんとなくわかって頂けるのではないでしょうか。

その不動産と同じものはこの世にたったひとつしかありません。

不動産って、高価じゃないですか。

みんな自分と同じようにじっくり考えるはず

だから自分が手をあげれば必ず買える

という感覚に陥る方が多いんですよ。
でも実際は全く違います。

決める方はすぐ決めます。
自分がいいと思っている物件は、あと30人くらいいいと思っています。
皆様が内覧している最中に、誰かが買付を書いているかもしれません。

私はよく、スーパーのタイムセールを例にお話します。

時間は現在18時50分。
あと10分待てばお惣菜に半額シールが貼られます。
「あのギョーザが半額になったら買って今晩のおかずにしよう」
なんてチラチラ見ながらウロウロしますよね。
しかしその時!
皆様の視界には同じように狙っていると思われる方が5人ほど見えてます。
残るギョーザは2皿。
気合いが入ります。

(無くなったら冷凍ギョーザを買って焼くわよ、なんてツッコミは無しですw)

不動産も、実はこれと全く同じです。
ギョーザはあと2皿ありましたが、不動産は常にラスト1個です。
見えないだけで、狙っている方はたくさんいます。
どうしても欲しければ、19時前にカゴに入れる方もいるでしょう。

だから、内覧に行く前には家族で輪になってこう話しましょう。
いいと思ったら今日決めるから、覚悟決めておけよ!」

日頃からこう話しておきましょう。
条件はじっくり考えて決めたんだから、この条件がそろってればすぐ買うからね」

極意はこれまで。
この極意をしっかり覚えておけば大丈夫!

と言いたいところですが、すぐに手を挙げたとしても買えない場合があります。
それは皆様の準備が足りない場合です。
このあたりのことを次にお話します。

3.欲しい不動産を確実に購入するための手順