物件購入の際、価格帯はどうやって決めてますか?
アパート等の賃貸に住んでいる方であれば、現在の家賃が基準のひとつになりますよね。
今までと同じ負担なら問題ないだろう、と。
この家賃を毎月の返済額として、返済期間35年で逆算して融資総額を算出する。
いいセンですがもう少しです。
上記で出てきた金額は、いわゆる【返せる額】です。
では金融機関は、あなたに一体いくらまで融資してくれるかご存知ですか?
金融機関では融資の審査の際に、個人信用情報というものをチェックします。
これは、皆様の過去の金融取引の記録です。
ここにはいろいろなことが書かれています。
過去の借入金額、返済の状況、延滞があったかどうか等々。
例えばここで、過去に返済の延滞が3ヶ月続いたとしましょう。
理由はいろいろあるかもしれません。
たまたま通帳の残高を確認していなかった。
過去取引先のお付き合いで作ったカードで、引き落とし口座は今使っていないものだった。
長期出張の際にサイフを落として、手元にあったカードで多額のキャッシングをした。
実はこれ、過去銀行から融資を断られた実例です。
延滞の理由は関係ありません。
年収800万以上とかの場合でも、上記のようなケースで融資を断られたりします。
銀行の窓口に行けば、担当さんは相談に乗ってくれます。
しかし、それは皆様の収入や勤務先をベースにしたお話です。
上記のような事情はないことを前提とした、担当さんの個人的見解に過ぎません。
じゃあどうすれば本当に貸してくれる額がわかるのでしょうか。
応えは簡単。
金融機関の【事前審査】を受けましょう。
この事前審査の目的はふたつ。
①自分も安心
②相手も安心
それぞれお話します。